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未経験からマーケティング職への転職に活用すべきエージェント一覧

どのエージェントが自分に合っているのか分からない、もしかしたら未経験だから相手にされないのではないか…
そんな不安を感じていませんか?

ご安心ください。30代から未経験でマーケティング職への転職に成功した私も、最適なエージェントを見つけることで転職を成功させました。

この記事では、マーケティング職への転職におすすめのエージェントを複数紹介し、それぞれの特徴や選び方、利用方法についても解説します。

新たなキャリアに挑戦し、最適なエージェントとともに、最高のスタートを切りましょう!

未経験者のためのマーケティング職転職エージェントおすすめします。

総合型大手サービス

未経験からマーケティングを進める際には、まずは登録すべきサービスとなります。

理由として、これらのサービスは圧倒的な求人数を誇り、全国どの地域でも案件を見つけられるため、転職活動の最初のステップとして最適です。

たとえば、マーケティング職の求人ごとにどのような業務が求められているかを把握する為に、できるだけ幅広い選択肢の中からエージェントや企業とやり取りを行うことが有効になります。

その経験を積む上で、総合型大手サービスは非常に役立ちます。

ただし、登録者数が多いため、担当エージェントの質にばらつきがある点には注意が必要です。もし相性が合わないエージェントに当たった場合、必ずしもそのサービスにこだわる必要はありません。

これらを踏まえながら、それぞれのサービスを見ていきましょう。

doda

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する総合的な転職支援サービスです。
業界最大級の求人数を誇り、幅広い業種・職種をカバーしています。

dodaの特徴は、転職サイトとエージェントサービスを一体化させ、求職者のニーズに応じた柔軟なサポートを提供している点です。
セルフサービスと人的サポートを組み合わせて利用できるため、各自の状況に合わせた転職活動が可能です。

さらに、dodaは全国にオフィスを構えており、対面でのカウンセリングにも対応しています。
UターンやIターン転職を考えている方にとっても、地方でのキャリア形成に役立つ魅力的なサービスです。

また、未経験者や第二新卒向けの求人が豊富で、転職フェアやセミナーも積極的に開催されています。
2023年3月時点での登録者数は約774万人に達しており、信頼性と実績のある転職支援サービスとして評価されています。

基本情報

主なサービス内容

dodaでは、求職者に合わせたさまざまな転職サポートが用意されています。

以下はその主なサービス内容です。

  1. 転職サイト機能:
    dodaのサイトでは、豊富な求人情報を検索・閲覧でき、気になる求人には直接応募が可能です。
    特に、マーケティング職に特化した検索機能を使えば、未経験者向けの求人も簡単に見つけることができます。

  • エージェントサービス:
    キャリアアドバイザーによる1対1のサポートが特徴で、非公開求人の紹介や、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策まで手厚いサポートを受けられます。
    • 未経験での転職に不安を抱える方も、アドバイザーのサポートにより、自信を持って転職活動を進めることができます
      特にマーケティング職においては、未経験者向けに設計された求人も豊富です。

  • スカウトサービス:
    dodaのスカウト型転職サービスでは、企業やヘッドハンターから直接オファーを受け取ることができ、自分の市場価値を把握する貴重な機会になります。
    マーケティング職でも、スカウト機能を活用することで予想外のチャンスを得ることが可能です。

  • 転職支援ツール:
    dodaの提供する転職支援ツールには、適性診断や年収査定、求人検索条件の保存機能などがあります。
    これにより、自分に合った求人を効率的に見つけ、転職活動の初期段階からしっかりと準備を進められます。
    マーケティング職を目指す方にとっては、スキルや適性を確認することができる適性診断が役立ちます。

  • 情報提供:
    dodaでは、業界や企業研究に役立つ情報や、転職ノウハウに関する記事も充実しています。
    特に、マーケティング職を目指す方にとって、最新の業界動向や成功事例を知ることは重要であり、これらの情報は転職活動を成功に導くカギとなります。

マーケティング職の求人も数多く掲載されており、未経験者向けの求人も見つけることができます。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、日本最大級の転職エージェントとして、求人数の多さや充実したサポート体制で圧倒的な存在感を誇っています。

未経験者から経験者まで、幅広いニーズに対応する柔軟なサービスが魅力です。

ここでは、リクルートエージェントを選ぶ主な理由を詳しくご紹介します。

リクルートエージェントの基本情報

豊富な求人数と幅広い業界カバー

リクルートエージェントの最大の強みは、その圧倒的な求人数です。
公開求人は約40万件以上にのぼり、業界トップクラスの規模を誇ります。

さらに、非公開求人24万件以上あると言われており、マーケティング職や未経験者向けの貴重なポジションも多数あります
これにより、求職者は多様な選択肢の中から自分に最適な求人を見つけやすくなります。

また、リクルートエージェントは幅広い業界をカバーしているため、異業種・異職種への転職も容易です。

これにより、転職希望者はキャリアチェンジを視野に入れながら、希望に合った求人を見つけることができます。

未経験転職にも強い

リクルートエージェントは、経験者だけでなく未経験者の転職支援にも力を入れており、特に「異業種×異職種」への転職に強みがあります。

同社のデータ(転職決定者分析)によれば、未経験者が異職種に転職する事例が多く、そのための支援体制も充実しています。

マーケティング職へのキャリアチェンジを希望する方には、未経験者向けのマーケティングアシスタントやデジタルマーケティングのポジションが豊富にあり、これらのポジションは初めての転職者でも挑戦しやすいものが多いです。

また、キャリアアドバイザーは未経験者向けの求人情報の提供だけでなく、キャリアチェンジの成功事例を元に、どのように転職を進めれば良いかを具体的にアドバイスしてくれます。

このようなサポートを受けることで、未経験者でも安心して新しい職種に挑戦することができます。

スカウト型サービス

スカウト型サービスは、自分のスキルや経験に基づいて、企業やエージェントから直接スカウトを受けるタイプのサービスです。

大手転職サービスと併用、もしくはその後に活用すべき理由として、以下の2点が挙げられます。

  1. スカウトがくる為、大手サービスよりも客観的に自分の市場価値を把握しやすい。
  2. 個人や小規模企業のエージェントとも直接やりとりができ、さまざまな視点からサポートを受けられるため、転職の方向性がまだ定まっていない段階でも情報収集がしやすい。

私自身も営業からマーケティングに転職する際、まずは食品業界からIT業界の営業職へと業界を変えて転職しました。これはビズリーチのエージェントからのアドバイスを基に決断したものです。

このように、転職活動の初期段階では、スカウト型サービスを積極的に活用することをおすすめします。ここでは、2つのサービスを紹介しますので、その特徴をご確認ください。

ビズリーチ

ビズリーチに於ける年収1,000万円以上の案件

ビズリーチの最大の強みは、ハイクラス向けの豊富な求人情報です。

一般的な転職サイトでは見つけにくい、年収1,000万円以上の求人も多数掲載されていて、検索すると1,000件以上の案件があります

マーケティング職では、大手企業や急成長企業のポジションが充実しており、未経験者にとっては、目指すポジションの求められるスキルが分かり、目標設定に役立ちます。

ビズリーチの基本情報

  • 運営会社: 株式会社ビズリーチ
  • サービス開始: 2013年
  • 公開求人数: 約128,000件(2024年9月時点) | EvoWorkより
  • 対応地域: 全国(特に都市部に強み)

ビズリーチの利用方法

ビズリーチは「スカウト型」に特化しており、企業とヘッドハンターから直接オファーを受けることができます

未経験の方でも、他の業種で培った経験やソフトスキルを適切にアピールすれば、スカウトを受けるチャンスは十分にあります

マーケティング職では、コミュニケーションスキルや分析力、プロジェクト管理能力など、他業界の経験が直接役立つことが多いです。

企業は即戦力だけでなく、成長ポテンシャルや新しい視点も求めているため、しっかりと自己PRをすることが重要です。

▼自己PRの作成方法は次の記事をご参考にしてください。

ビズリーチの効果的な活用方法

ビズリーチを最大限に活用するためには、いくつかのポイントがあります。

  • プロフィールの充実:
    詳細な職務経歴や保有スキルを記載し、魅力的なプロフィールを作成しましょう。
    • 特にマーケティング関連のスキルや経験を強調することがポイントです。
      たとえマーケティング未経験であっても、データ分析やプロジェクト管理、顧客対応など、マーケティングに活かせるスキルを具体的に記載することで、より多くのスカウトを受けやすくなります。

  • アクティブな利用:
    定期的にログインし、プロフィールを更新しましょう。
    これにより、自分の情報が最新の状態で表示され、企業やヘッドハンターの目に留まりやすくなります。
  • ヘッドハンターとの積極的なコミュニケーション:
    興味のあるスカウトには迅速に返信し、キャリアの相談にも積極的に応じましょう。
    ヘッドハンターは、転職活動全般に関するアドバイスや、面接の準備、年収交渉に至るまで幅広くサポートしてくれるため、良い関係を築くことが大切です。

  • 公開範囲の設定:
    現在の勤務先に転職活動がばれないようにするため、プロフィールの公開範囲の設定には細心の注意を払いましょう。
    ビズリーチでは、企業ごとに公開範囲を設定できるため、リスクを最小限に抑えながら転職活動を進められます。

ビズリーチは、未経験者でもスカウトや求人に挑戦できる環境が整っているため、マーケティング職への転職を目指している方にとって非常に有効なツールです。

自分の強みをしっかりアピールしつつ、積極的にチャレンジしてみましょう。

Wantedly

Wantedlyは、従来の求人サイトとは異なり、「共感」を軸としたSNS型採用プラットフォームです。

給与や待遇ではなく、企業の理念や価値観に共感する求職者と企業をつなげることを目指しており、特にベンチャー企業やスタートアップでの採用活動に強みを持っています。

他のプラットフォームに比べて、企業と直接つながりやすいため、未経験からマーケティング職に転職を目指す際、スキル不足で書類選考に通らない場合でも、企業と接点を持つことができるのは大きなメリットです。

以下に、その特徴と効果的な活用方法を詳しく解説します。

Wantedlyの基本情報

Wantedlyは「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションのもと、運用されています。

  • 運営会社: ウォンテッドリー株式会社
  • サービス開始: 2012年
  • 登録ユーザー数: 約383万人(2024年時点)
  • 登録企業数: 41,000社以上
  • 主なターゲット層: 20代〜30代の若手人材

Wantedlyの効果的な活用方法

Wantedlyを最大限に活用するには、企業側に自分の魅力を伝えるための積極的な情報発信が重要です。

特に、以下の方法が効果的です。

  1. プロフィールの充実:
    スキルや経験を具体的に記載し、魅力的な自己PRを作成しましょう。
    興味のある業界や職種を明確に示し、キャリアビジョンを伝えることで、適切な企業からのアプローチが増えます。
  2. ストーリー機能の活用
    企業のストーリーを積極的にチェックし、企業文化や日常業務を深く理解しましょう。
    興味を持った記事には「いいね」やコメントを残すことで、企業側に自分の存在をアピールすることも可能です。
  3. ミートアップへの参加
    興味のある企業が開催するミートアップには積極的に参加しましょう。
    カジュアルな雰囲気で直接対話することで、企業への理解が深まり、ネットワーク作りにも役立ちます。
  4. スカウトへの対応
    スカウトメッセージには、興味がない場合でも丁寧に返信することが大切です。
    興味がある場合は、企業の理念や事業に対する自分の考えを伝え、積極的にコミュニケーションを図りましょう。
  5. 「話を聞きに行きたい」機能の活用
    気になる企業には「話を聞きに行きたい」ボタンを活用して、カジュアルな面談の機会を作りましょう。
    企業の雰囲気や業務内容をより深く理解するチャンスになります。
  6. 定期的な情報チェック
    興味のある企業や業界のページを定期的に確認し、最新情報をキャッチアップしましょう。
    新しい求人や企業の動向を把握することで、タイムリーにチャンスを掴むことができます。
  7. ネットワーキング
    同じ業界や職種に関心を持つ他のユーザーとつながり、情報交換を行いましょう。
    業界のトレンドや転職に役立つ有益な情報を得る可能性があります。

これらの方法を組み合わせて活用することで、Wantedlyを通じて企業とのつながりを深め、自身のキャリアに合った機会を見つけることができるでしょう。

Wantedlyの注意点

Wantedlyでは、給与や待遇の情報が記載されていない点を理解しておくことが重要です。
そのため、企業のビジョンや文化、プロジェクトの内容に注目し、自分の価値観や目標に合っているかを判断する必要があります。

「話を聞きに行きたい」機能を使えば、気軽に企業とコンタクトを取ることが可能ですが、この機能は本当に興味のある企業にのみ使うようにしましょう

カジュアルな接点からスタートする場合でも、結果的に正式な面談へ進む可能性が高いです。各企業とのコミュニケーションを通じて、相手の温度感を探りながら、この機能を上手に活用することが大切です。

これらの注意点を意識しながらWantedlyを効果的に活用することで、自分の目標に合った企業との出会いが増え、スキルの方向性や学習の計画を立てる大きなきっかけを作ることができます。

また、Wantedlyはベンチャー企業やスタートアップ企業の求人に強い転職サービスです。

そのため、これらの企業で働きたいと考えている未経験者にもおすすめです。

特化型サービス

最後に、特化型サービスをご紹介します。

特化型サービスは、それぞれの特徴が大きく異なるため、全てに共通する点を挙げるのは難しい部分があります。

ここでは、2つの特化型サービスを紹介しますので、ぜひご確認ください。

type転職エージェント | 首都圏特化

type転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職支援サービスです。

これらのサービスは、転職活動の後期、つまり自分の転職軸ややりたいことがある程度固まった段階で活用することをおすすめします。

その理由は、他のサービスに比べてエージェントのサポートが非常に手厚いためです。
特に、エージェントが給与交渉などを有利に進めてくれるため、転職後期において待遇面の条件を追求する際に活用できるため、切り札として取っておいてください。

私自身、type転職エージェントを利用して2回の転職を成功させました。

他のサービスと比較して、エージェントの質が圧倒的に高いのが特徴です。ここでは、何がそんなに優れているのかを詳しく説明します。

type転職エージェントの基本情報

  • 運営会社: 株式会社キャリアデザインセンター
  • サービス開始: 1999年
  • 公開求人数: 約27,000件以上
  • 非公開求人: あり
  • 対応地域: 東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県が中心

キャリアアドバイザーの質

経験豊富なキャリアアドバイザーが、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、企業との条件交渉まで、転職活動の全プロセスを丁寧にサポートします。

私の経験では、明確な質問でなくても、アドバイザーが潜在的な課題を引き出し、適切な方向に導いてくれました。

さらに、面接の練習も丁寧で、初回の面接に挑む際、細かい言い回しや話し方の提案までしてくれるなど、他のエージェントにはない安心感がありました。

登録者は、自分のキャリア目標や業界知識に合ったキャリアアドバイザーを指名できるため、より専門的なアドバイスを受けることができるのが更なるメリットです。これにより、転職活動をスムーズに進められます。

利用者の声

type転職エージェントは、実際の利用者から「丁寧な対応」に高い評価を受けています。私の周りにも、type転職エージェントを活用して転職を成功させた方が多くいらっしゃいます。

キャリアカウンセリングでは、希望条件だけでなく、価値観や将来のビジョンを理解した上で的確なアドバイスを提供してくれると高く評価されています。

type転職エージェントは、単なる求人紹介にとどまらず、アドバイザーとの綿密なコミュニケーションを通じて、転職活動全体を強力にサポートしてくれます

また、求職者の意思を尊重し、無理なプッシュをしない姿勢も非常に好評です。

私自身、他のエージェントで志望度があまり高くない企業の最終選考に進んだ際、type転職エージェントのアドバイザーに第三者の視点からアドバイスを求めたことがありました。

その際も、無理に引き留めることなく、メリット・デメリットを整理し、冷静に判断できるようサポートしていただきました。

エージェントの質が高い理由

type転職エージェントのエージェントの質が高い理由は、同社の戦略に基づいていると考えられます。

  • エリアを限定している:
    東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県に特化しているため、エージェントの負担が軽減され、求職者一人ひとりに対して十分なリソースを割くことが可能です。
  • 求職者のスクリーニングを行っている:
    登録する際に、求職者の状況を詳細にアップロードし、事前にスクリーニングを実施。これにより、サービスに適した求職者を選別して対応しています。
  • 専門サービスを複数展開している:
    「女の転職type」や「type IT派遣」など、特定の分野に特化したサービスを展開しており、アドバイザーに専門的な知識とノウハウが蓄積されやすくなっています。

▼type転職エージェントの体験談や具体的な求人案件については、次の記事をご参考にしてください。

GREEN | IT・Web業界特化

GREENは、IT・Web業界に特化した転職支援サービスで、マーケターを目指す方にとっては必須のサービスと言えます。

このサービスは特化型でありながらスカウト型でもあるため、エージェントや企業から多くのスカウトを受けられる点が強みです。

Wantedlyやビズリーチと併用することで、新たな企業の発見や多角的なアプローチが可能になります。

Wantedlyと同様に、気軽に面談まで進めることができますが、GREENではマーケティングに関連する求人が多く、よりターゲットに近い案件が見つかります。

また、ビズリーチのようにスカウトを受けることができますが、規模は小規模エージェントや個人が多い印象です。

GREENの基本情報

  • 運営会社: 株式会社アトラエ
  • サービス開始: 2013年
  • 公開求人数: 約28,439件(2024年6月時点)
  • 主な対象業界: IT・Web・通信・インターネット系
  • 主な対象職種: エンジニア、デザイナー、マーケター、営業職など

GREENの強み

  1. 業界特化型で専門性の高い求人が豊富:
    IT・Web業界に特化しているため、一般的な転職サイトでは見つけにくい専門的な求人が多数掲載されています。
  2. スタートアップ企業の求人が豊富:
    急成長中の企業や新しい挑戦を求める方に最適な求人が揃っています。
  3. 業界に特化したダイレクトスカウト:
    未経験のマーケターでも、プロフィールを元にスカウトを受けることができ、自分の市場価値を客観的に知ることができます。

GREENは、IT・Web業界に強く、未経験者向けの求人も豊富です。
そのため、IT・Web業界への転職を考えている未経験者にとっても非常に有益なサービスです。

【有料】教育付き転職支援サービス

こちらは最終手段として、ご紹介します。

未経験からのマーケティング転職は、想像以上に困難です。さらに、年齢が上がるにつれて守るべき生活も出てくるため、ハードルはさらに高くなります。

そのような状況では、市場価値によってはエージェントから相手にされないこともあります。

そんな場合の最終手段として、お金を払ってサポートを受けるという選択肢があります

今回は、その中の一つとして私も利用した「Withマーケ」を紹介させていただきます。

Withマーケとは

withマーケは、月額制のオンラインマーケティングスクールです。

月額4,980円という価格は非常にリーズナブルだと感じました。入会金は18万円で、私は6回の分割で支払いました。

学習内容は幅広く学べますが、特にSEOを中心としたメディア運用に強みがあります
これは、学長であるともっちさんの経歴が大きく影響していると考えています。

コンテンツ例として、初心者のアシスタントであるあやねさんが、ゼロからメディアを立ち上げ、収益化するまでを追った実践的な内容も含まれています。

メディア運営のスキルを身につけたい方にとって、非常に有益な内容となっています。

Withマーケの基本的なカリキュラムと特徴

  • 400本以上の動画コンテンツ:
    業界最多級の学習量を誇り、定期的に新しい動画が更新されるため、最新情報を常に取得できます。
  • 質問回数・範囲無制限のQ&Aサービス:
    学習中の疑問をすぐに解消できるサービスで、未経験者にとって非常に助かる機能です。
    WordPressの立ち上げに関する具体的な質問から、過去の質問をFAQとして参照できるため、さまざまな問題を解決できます。
  • 記事添削、Webサイト添削、SNSアカウント添削:
    withマーケ内のポイントを活用して、メディア全体の方向性や記事の構成など、実践的なスキル向上をサポートします。
  • 定期イベント:
    オンラインセミナー形式のイベントや、オフラインでの交流会があり、ネットワーク構築やアウトプットの場として活用できます。

withマーケのこれらのオンラインスクールに加えて、転職支援サービスを活用することで、未経験からの転職を実現する可能性を高めます。

withマーケは、Webマーケティングスキルの習得と転職支援を組み合わせた有料オンラインスクールです。

▼詳細は、次の記事をご参考にしてください。

withマーケの転職支援について

withマーケの転職支援は、6カ月間にわたり学習しながら転職サポートを受けられるプログラムです。

利用料金は60万円とやや高額ですが、営業職で成果が出せていない方や、マーケティング分野で個人として活躍したいという夢を持つ方にとって、人生を変える大きなステップとなるため、受ける価値があると考えています。

  • キャリアカウンセリング:
    専門のキャリアアドバイザーが、個々の経歴や希望に合わせた転職相談を行います。現役のマーケターによる面接経験者からのカウンセリングを受けられるため、より実践的なサポートが可能です。
  • 面接対策および職務経歴書の添削:
    Webマーケティング業界特有の面接傾向に合わせた対策が提供され、よくある質問に対する回答の対策も行います。
  • メディア運用業務:
    条件を満たした方には、実際のメディア運用業務に携わる機会が提供されます。現場での経験は大きな成長に繋がり、実務経験は面接でも大きな強みとなります。
  • 転職後のフォローアップ:
    転職後も一定期間、技術的な質問や相談に対応し、新しい職場への適応をサポートします。業務に取り組む中で生じる不明点や、社内に相談できる相手がいない場合にも安心です。

withマーケの転職支援の注意点

転職保証制度はありません

転職保証はないため、自己責任での利用が前提となります。

只、他のスクールが提供する転職保証のように、「どこでもいい企業への転職斡旋」は行われないだけな気がします。

私自身、基本コースの動画講義とイベント参加のみで、通常のエージェントを活用して転職に成功しました。

そのため、もし転職サポートを受けた方が、転職が叶わなかったとしても、マーケティングと転職スキルについては、力が付いていると思うので、本記事で紹介しているようなエージェントを活用すれば、容易に成功できると思います。

未経験におすすめの転職エージェントの選び方と使い方

転職活動では、進行フェーズに応じたエージェント選びが重要だと考えています。

転職初期のエージェント選びと活用法

転職活動の初期段階では、大手転職サービスやスカウト型サービスを積極的に活用しましょう。マーケティング職を目指す未経験者にとって、この段階では、自分の市場価値を確認し、自己理解を深めることが最優先です。

このフェーズでのポイントは次の通りです。

  1. 幅広い面接を受ける: 志望度に関係なく、できるだけ多くのマーケティング職の企業と面接を行うことで、面接スキルを向上させると同時に、自分に合った職種や企業文化を理解できるようになります。
  2. 市場価値を確認する: 多様な企業やエージェントと話すことで、自分がマーケティング業界でどのようなポジションにいるのかを把握し、アピールポイントを整理できます。
  3. 自己理解を深める: 最初はマーケティング業務の理解が浅くても、面接を重ねることで業務内容への解像度が上がり、自分が何をしたいのかが明確になります。

この段階では、大手エージェントやスカウト型サービスを活用し、幅広い企業との接点を持つことが大事です。マーケティング業界の幅広い求人を提供してくれるサービスを選び、積極的に面接に臨みましょう。

転職後期のエージェント選びと活用法

転職活動の後期には、志望分野や自分のやりたいことがある程度明確になっています。ここでは、質の高いエージェントとのクロージングを重視するフェーズです。

このフェーズでのポイントは次の通りです。

  1. 志望度の高い求人に絞り込む: 転職初期で得た経験をもとに、志望する分野や企業を絞り込みます。この段階では、特化型のエージェントを活用し、希望する職種や業界にピンポイントでアプローチしましょう。
  2. エージェントとの密な連携: このフェーズでは、エージェントと一緒に転職活動を進めることが重要です。エージェントと連携しながら、希望する働き方や給与交渉などを進め、納得のいく条件で内定を目指します。
  3. type転職エージェントの活用: 特におすすめなのが、マーケティング職に強い「type転職エージェント」です。このエージェントを活用し、志望度の高い求人を厳選しながら、最終的なクロージングまでサポートを受けることで、転職の成功率を高めることができます。

転職活動の初期と後期で、エージェントの使い方を変えることが、スムーズで効果的な転職につながります。

転職初期には幅広い面接を行い、自己理解を深めることが重要です。一方、転職後期には、自分の目標に合った特化型のエージェントを活用し、エージェントと密に連携してクロージングを進めていくことが成功への鍵となります。

転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントも営業マンであり、転職が成立することで報酬を得ている点に注意が必要です。

なぜかというと、エージェントが報酬のために行動し、求職者本位ではない対応をすることがあるからです。たとえば、受かりやすい求人を強く勧めてきたり、必要以上に選考辞退や転職活動の中断を嫌がることがあります。

私の経験では、マーケティング職ではあるものの、あまり興味のない企業の選考が進み、内定をもらったことがありました。その際、エージェントから「現職にいるより市場価値を上げられる」「あなたの成績は十分で、知人として本心からおすすめしたい」といった強引な勧め方をされました。

そのため、エージェントを利用する際は、冷静な判断を保つことが大切です。エージェントも求人を売る営業マンであるという点を忘れずに、自分のキャリアに最適な選択ができるよう慎重に対応しましょう。

とはいえ、求職者のために本当に親身になって行動してくれるエージェントも存在します。次に、その見極め方についてまとめていきます。

ブラックエージェントを見極めるポイント

転職エージェントを利用する際、次のポイントに思い当たることがあれば、そのエージェントは信頼に足らない、いわゆる「ブラックエージェント」の可能性が高いです。

  • 選考結果をきちんと伝えない:
    合格時だけ連絡があり、書類選考や面接のフィードバックがほとんどない場合は注意が必要です。
    エージェントの仕事が回っていないか、求職者への対応が疎かになっている可能性があります。
  • 選考中の企業についての理解が浅い:
    企業名を間違えたり、企業についての情報があやふやだったりする場合、エージェントが企業を十分に理解していない、もしくは利益優先で信頼に欠ける対応をしている可能性があります。
  • 連絡が不十分:
    面接や面談の調整中に中間報告がないなど、必要なタイミングで連絡が少ないエージェントは、求職者とのコミュニケーションが不足しており、信頼関係を築けていない可能性があります。
  • 面談調整が甘い:
    面談の日程が決まらず、こちらから催促して初めて対応するようなエージェントは、仕事のタスク管理ができていない可能性が高く、信頼度が低いです。
  • 名前を間違える、個人情報の管理が杜撰:
    求職者の名前を間違えたり、他の求職者と混同して連絡してくるエージェントは、個人情報の管理がずさんであり、企業として信頼できないです。これは重大なミスであり、場合によっては情報漏洩にも繋がります。

以上のような行動が見られるエージェントは、基本的な仕事の質が低いだけでなく、こちらが望む以上の提案をしてくれる可能性は非常に低いです

エージェントを利用する際は、こういった信頼を損なう行動に注意し、自分に合った誠実なエージェントを選ぶことが大切です。

エージェントへの対応のポイント

エージェントとは、まるで「0次面接」のようなつもりで接することが大切です。連絡はできるだけ早く返し、丁寧な文面を心がけ、誠実な対応をしましょう。

その理由は次の3点です。

  1. ブラックエージェントを見極めるため:
    雑な対応や遅いレスポンスでは、ブラックエージェントを見極める機会を逃してしまいます。エージェントとのやり取りから、彼らの仕事のスキルや信頼性を確認することができるので、こちらもきちんと対応することが重要です。
  2. 推薦文に影響する:
    私自身の経験では、エージェントが企業に提出した推薦文に、こちらのやり取りにおける誠実さや即レスなどの点が評価され、転職活動に有利に働いたことがありました。エージェントがあなたをティーアップ(推奨)してくれる際、あなたの対応が影響することを忘れないでください。
  3. エージェントはビジネスパートナー:
    エージェントのサービスは無料ですが、丁寧な対応をしなければ、場合によってはサポートを十分に受けられないこともあります。

エージェントはあなたの転職活動を支援するビジネスパートナーです。相手に誠実に対応することで、より良いサポートを受け、転職活動を成功させましょう。

まとめ

未経験からマーケティング職に転職することは、決して簡単なことではありません。しかし、適切な転職エージェントを選び、しっかりと準備をすることで、転職は必ず成功します。

この記事では、未経験者向けのマーケティング職転職エージェントのおすすめを紹介しました。これらの情報を参考に、積極的に転職活動を進め、希望するマーケティングの仕事に就きましょう。

職種をずらすという考え方は、軸ずらし転職という手法に則しており、もっとも効率的な人生の年収を上げる方法として、世の中で評価を受けています。

困難ではありますが、この点もモチベーションに、ぜひとも、夢を叶えてください。

▼軸ずらし転職が何?と言う方は次の記事をご参考にしてください。

-キャリアに関する経験や参考図書