マーケティングを独学で学ぶ過程は、時に予期せぬ壁に直面しきつい思いをすることもありますよね。
この感覚、私もよく理解しています。
実は、私自身も営業職から32歳でマーケティング職に転身した際、独学できつい思いをしていました。
ただ私は、知識を吸収すること(インプット)よりも、実際にその知識を活用し、自分の考えを形にする(アウトプット)機会を多く持つ事で解消していきました。
この記事では、私の独学の経験を基に、独学での学習において感じた困難や挑戦、そしてそれらに対する具体的な解決策を共有します。
独学の道は険しいかもしれませんが、適切なアプローチで乗り越えられるものです。
私の体験が、あなたのマーケティング学習の参考になれば幸いです。
多くの人が感じる独学のきつい点とその克服
独学でのマーケティング学習が特に難しいのは、その広範囲な領域の為、正しい努力の方向性が分かりにくいことにあります。
マーケティングは多岐にわたるため、全てをカバーしようとすると圧倒されてしまいます。
私の経験から、このような困難をどう克服するかについてお話しします。
きつい点①:マーケティングの領域が広くやることが多い
上図の通りマーケティングの領域は広範囲にわたります。
例えば、SEOコンサルタントとしてのスキルを身につけたとしても、広告運用では全く異なるスキルセットが求められます。
その為、マーケティングを勉強していると思っていても、自分がやりたい領域で無いと全く無駄になる事があります。
私自身、勉強開始直後は、この領域の広さに気づかず、SEO、ブランディング、SNS等幅広い領域に手を出して、転職活動や業務で全く成果が出ず、きつい思いをしました。
重要なのは、自分の目指す分野を絞り、その領域に集中することです。
きつい点②:努力が正しいのか分からない
自分の努力が正しい方向に進んでいるのか不安になることは、独学の大きな障壁です。
私は、Google AdSenseの合格を目指して数え切れないほどの申請と失敗を繰り返した時、その答えが見つからず非常に苦しい時期がありました。
コンテンツの質をどう改善すれば良いのか、その道筋が見えず途方に暮れた経験があります。
これは、Adsenseに限らず、マーケティングには正解がない為、自分なりの仮説を元に答えをもって行動していくことが重要です。
克服方法①:継続して素早く振り返る
このような困難を克服するためには、定期的な振り返りが不可欠です。
これにより、優先順位を見直し、方向性を確認し、必要に応じて微調整を行うことができます。
また、定期的というのが、ポイントで、うまく行き出したときに、慢心して振り返ることを怠ってしまうことが度々あります。
私は、サウナやランニングを通じて、リフレッシュし、自分の取り組みを客観的に評価する時間を週次で設けました。
更に、定期でメンターへのアウトプットや相談も効果的でした。
私は、スクールや業務を通じて周りに相談できる環境がありましたが、全くない人は、ココナラやクラウドワークスで数千円でその環境を手に入れる事が可能な様です。
この習慣は、マーケティング職への転職活動でも重要な要素となりました。
克服方法②:スクールの利用
スクールの利用は、独学の課題を克服するための最も効果的な方法の一つです。
スクールでは、専門家から直接アドバイスを受けることができ、努力の方向性を正しく保つことができます。
更に、私が通っていたwithマーケでは、目指す領域ごとに、成功までのロードマップが引いてあり、日々ステップバイステップで勉強が出来て、成功までの最短距離を示してくれます。
withマーケは月々4,980円でSEOやブログ運営について学ぶことができ、自分のペースで確実に学習を進めることができます。
▼Withマーケの詳細については、次の記事をご参考にしてください。
\ 低予算でSEO、ブログ運営について学ぶ方に特におすすめ! /
筆者が思う独学の正しい方向性
独学できつい思いをしない為に、最も重要なのは、実際に学んだことを発信し、実践する場を設けることだと思っています。
何故なら、理論を現実のスキルに変える事ができる点と、不要な情報をそぎ落とし効果的に学習を進める事が出来る点が得られるからです。
例えば、以下の様な形で、マーケティングの実践の場所を設けます。
- ブログを立ち上げ、そこで新しいマーケティングのコンセプトを試す。
- SNSでのプロモーション戦略を実践する
こうすることで、目的に応じた効果的な学習が可能になります。
独学での失敗事例:目的の無い情報取得
私の場合、副業で稼ぐ目的でマーケティングを学び始めたにも関わらず、関連しない"戦略"や"デザイン"の本に時間を費やしてしまいました。
さらに、私はプログラミングスクールにも通いましたが、これはマーケティングの学習とは全く異なる方向でした。
ここが間違っていたため、目的まで遠回りしてしまったり、目的を見失ってしまい、きつい思いをしました。
目的に沿った学習資料の選択と、適切な教育機関の選定がいかに重要かをこの経験から学びました。
独学での成功事例①:ブログでの発信
ブログを始めることが、私のマーケティングスキル向上に大きく貢献しました。
SEOを中心にブログを運営することで、学習に明確な目標が持てるようになり、他の分野よりもSEOに集中できました。
SEO専門のスクールにも参加し、学んだ知識を実践に活かすことができました。
結果として、自分のメディアの実績、目標、そこに向けて努力している事をストーリーとして話せる様になり、未経験でのマーケティング職へ転職する事が出来ました。
近年、AIやSNSの台頭によりSEOの重要性が問われていますが、実際には多くの企業でSEOは依然として重要な戦略です。
特に日本の企業ではマーケティングが十分に浸透していないため、オウンドメディアを持っていない企業も少なくありません。
そのため、企業への転職を考える方にとって、マーケティングの学習の出発点としてブログを強くお勧めします。
ブログを通じてSEOを学び、実際に適用することで、マーケティングの基本を理解し、実践的なスキルを身につけることができます。
▼ブログの始め方などに関する記事は次の記事をご参考にしてください。
ブログ運営で活用した本:
独学での成功事例②:社内異動
個人としてのマーケティング学習と企業内での実践は、動き方が大きく異なります。
私にとって、マーケティングに関わる部署への異動は、アウトプットの機会を得る上で非常に重要でした。
企業での業務では求められる品質が高く、様々な意見を反映させることが可能です。
特にライティングでは、多くの人の目に触れることで、気づかなかった点を改善でき、ライティングスキルの向上につながりました。
そのため、マーケティングを独学で学んでいる方には、まず社内での異動を考えてみることをお勧めします。
異動が難しい場合は、現在の業務内でマーケティングスキルを活用する方法を模索し、その成果を見せることで、将来的にはマーケティング職への異動の可能性も広がるでしょう。
これは「軸ずらし転職」として知られるアプローチで、同じ業界内で職種を変更する戦略です。
マーケティング独学に向いていない人の特徴
マーケティングは多くの人にとって魅力的な職種ですが、残念ながらすべての人に適しているわけではありません。
ここでは、マーケティングに向いていないと思われる特定の特性を挙げ、それぞれがなぜマーケティングの成功に影響するのかを解説します。
これを読んで、自分がマーケティングのキャリアに適しているかを再考する機会にしてください。
継続できない人
マーケティングでは、SEOのような長期的な施策が基本です。これらの施策は継続して深く掘り下げないと効果を発揮しません。
短期間で結果を求める人や、すぐに投げ出してしまう人は、マーケティングの世界では苦労する可能性が高いです。継続は力なりという言葉が、この職種には特に当てはまります。
主体的に勉強して知識をアップデートできない人
マーケティングの分野は日々進化しており、最新のトレンドや技術を自発的に学ぶ必要があります。
他人からの指示やサポートを常に求める人、または自分から情報を探し出して学ぶことができない人は、この急速に変化する環境に適応するのが難しいでしょう。
自発的な学習は、マーケティングで成功するための重要な要素です。
長期的に計画を立てて勉強できない人
マーケティングでは、長期的な視点で計画を立て、着実に目標に向かって進むことが求められます。
短期間での転職を試みるもすぐに諦めてしまう人は、マーケティングで求められる持続性と計画性に欠けているかもしれません。
何が問題だったのかを振り返り、必要なスキルや知識を身につけるための具体的な学習計画を立てることが、成功への鍵です。
これらの特性を持っていると感じたら、マーケティング以外のキャリアパスを検討することも一つの選択肢です。
自分の強みを生かせる職種を見つけることで、より充実した職業生活を送ることができるでしょう。
まとめ
マーケティングの学習は、その広範な領域と目標の不明確さが原因で、時には困難と感じられることがあります。
しかし、重要なのは自己理解を深め、学んだことを実際にアウトプットすることで学びを深めることです。
また、適切な指導を受けることも学習プロセスを効果的にする重要な要素です。
私の経験上、スクールの利用は非常に効果的です。
特に、withマーケのようなコストパフォーマンスの高いスクールは、初心者から上級者まで幅広くサポートしています。
短期間での学習も可能で、無料相談も提供しているため、マーケティング学習に関心がある方はぜひ検討してみてください。
結局のところ、マーケティングの世界は継続的な学習と実践が必要な分野です。
自分自身の目標を明確にし、効果的な学習方法を見つけることで、マーケティングの道はよりスムーズに、そして報われるものになるでしょう。
withマーケの退会方法については、以下の記事を参考にしてください。
自分のやりたい事の見つけ方については、以下の記事を参考にしてください。